アローエンブレム グランプリの鷹
第21話 男が翼をたたむ時
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画質についてあらすじ
サーキットをテスト走行中、鷹也は言葉が通じないことから観客とケンカになってしまう。しかもゴシップ新聞に、地元イタリアの英雄であるビットリオ・ブランビラへの暴言を吐いたとウソの報道までされてしまった。満員のモンツァサーキットは、アンチ鷹也の観衆によるブーイングが響く、異様な空気に包まれる。
『アローエンブレム グランプリの鷹』の動画一覧
まとめ買い
いつか不死鳥のように / 怪物マシーンに挑戦 / 明日へのスピンターン / 傷だらけの爆走
仮面のかげに炎が燃える / ロードグリップにかけろ / 吠えろ六輪車 / 激走500マイル
黒い氷の恐怖 / おれのF1 8輪車 / スペイン愛の嵐 / 奪われた轟スペシャル / ラ・マンチャの風車
吠えろル・マン / 勝った! おれは走った / 明日の凱歌は俺のもの / 田園に吠えるマシンたち / シルバーストーンのしぶき
モンツァGP前哨戦 / 男が翼をたたむ時 / F1日本グランプリ / 父に捧げるGP優勝 / そしてアフリカへ
サファリ5000キロ / キリマンジャロの誓い / 東西に敵を迎えて / ロッキー山に翼たたんで / ターゲットは鷹也だ!
復帰第一戦に命をかけろ / ロングビーチに迷える鷹 / 炎のジェロニモ / 富士障害物レース / 生き返れ!! サムライ
恐怖のF.0第一戦 / 嵐のトレーニング / ローレライは死を招く?! / 風雲ニュールブルクリング / 激突!! 死線を超えて
炎と涙のサーキット / 走れ飛べ野生の鷹 / モスクワに散ったライバル / 浅間燃ゆ! 日本最大のレース / 鷹よ、雲の彼方にはばたけ!!
本編
富士スピードウェイに、風変わりな青年が現れた。彼の名は轟鷹也。レースに参加すると、ポンコツにしか見えないマシンでトップに躍り出る。しかし一瞬の油断からマシンはスピン、ガードレールに叩きつけられてリタイアしてしまう。すべてをかけたマシンが灰になり、鷹也はレーサーへの道をあきらめるのだが…。
病室に突然現われた仮面の外人に案内され、鷹也は香取モータース社長の別荘へとやって来た。しかし事故によって自信を失ってしまった鷹也は、512BBやカウンタックといったスーパーカーを眼にしても、「車ギライになった」と、すず子や半五郎に悪態をつく。はたして仮面の外人は、鷹也に一体何を伝えようというのか?
鷹也は別荘の地下で、カトリスーパーロマンというテストカーを見つけた。魅了された彼は、事故のショックも忘れ、いつの間にか子供のようにはしゃいでいた。その姿を見たすず子は、彼に自信を取り戻してもらうためにわざと挑発し、マシンを走らせるように仕向ける。そして鷹也は、スーパーロマンのハンドルを握る。
事故の後遺症から立ち直れない鷹也は、思わぬミスからテストカーのスーパーロマンを壊してしまった。修理代として、鷹也はスーパーロマンの優秀さをアピールするため、アルペンラリーに参加することになる。しかし普通のレースと勝手が違うラリーに苦戦。そのうえ鷹也をおとしめようと、スッポンたちが罠を仕掛けてきた!
スッポンたちの悪巧みに、思わぬトラブルが加わり、鷹也は40分もの時間をロスしてしまう。さらにすず子が高熱を出し、徹夜で看病することになってしまった。翌日、鷹也は元気を取り戻したすず子を乗せて猛追をかけるが、またしてもスッポンの仕業でエンジンが炎に包まれる。助けに現れたのは、バイクに乗った謎の男だった。
レースに敗れた鷹也は、借金を返すために伯父夫婦の経営する魚屋を手伝っていた。そこに仮面の外人から、借金返済を督促する電話がかかってくる。最先端のF1マシンの並ぶモーターショーへと足を運んだ鷹也は、すず子と半五郎に再会。姿を現わした覆面の外人は、鷹也を香取モータースの社長に引き合わせる。
ニックの勧めで、鷹也は香取モータースの特別開発室に入ることになった。しかし、自分たちの頭越しに開発室入りしたのを面白く思わない人間は多く、鷹也は研究所内で孤立してしまう。彼は己の実力を示すため、自分一人の力で、先日のラリーでの教訓を生かした新型マシンを組み上げようとするのだが…。
香取モータースはモンテカルロラリーに向けて準備を始めたが、一社員でしかない鷹也には関係のない話だった。彼は雪と氷に覆われたモンテカルロラリーと同じ条件下にある冬の富士山で、自ら作り上げた六輪車のテスト走行を敢行する。香取社長やニックが見守る中、順調に疾走する六輪車だったが、突然の雪崩れに襲われる!
各チームが強豪を揃え、過酷な条件下で競い合うモンテカルロラリーが始まった。香取チームでエントリーしたヨハンと大日向は順調な滑り出しを見せるが、鷹也は複雑なコースと慣れないアイスバーンに苦戦。コーナーリングの甘さをカメラマンの大坪に指摘されてしまう。鷹也は懸命に、モンテカルロ攻略の秘策を探る。
最終ステージにたどり着いた鷹也は、モンテカルロラリー最後にして最大の難所・マウンテンサーキットに挑んでいた。六輪車の特徴を生かして、スパイクタイヤだけでなくレーシングタイヤも装備したスーパーロマンは、順調にアルプスの雪山を駆け抜けてゆく。そしてゴール間際、鷹也はついに大日向を射程に捉える!
カトリモータースのF1マシンが完成した。しかし間近に迫ったスペインGP出場のため、ニックはフェラーリに戻り、大日向はロータス入りを決めてカトリから去ってしまう。残された鷹也は、一人でマシンを完成させようとするが、改良案が見つからず悩んでいた。そんな彼の前に、父の面影を持つ男・車大作が再び姿を現す。
鷹也はトドロキスペシャルでスペインGPに出場。しかし事故の後遺症のために高速コーナーを攻めきれず、屈辱的な最下位で予選を通過することになってしまった。気分転換のために町へと出た彼は、イザベルという美少女と出会い、強烈に惹かれあってゆく。ところがこの恋が、大きな悲劇を生むことになってゆく…。
スペインでの雪辱を誓って、鷹也はモナコGPに挑んだ。グリップ力の高いトドロキスペシャルは、公道を使用したコースで真価を発揮。鷹也は4位という好成績で予選を通過する。イザベルとの再会も果たした彼は、今や喜びの絶頂にあった。しかし本選を直前にして、何者かにトドロキスペシャルを奪われてしまう!
スペインに続きモナコでも結果が残せず、鷹也はレーサーとしての自信をすっかり失っていた。そんな彼に、イザベルの父・サンドロは、レーサーを辞め娘と結婚して自分の跡を継ぐよう勧める。鷹也はサンドロの言葉に従ってチームに別れを告げ、イザベルとの愛に逃げ込むが、そのイザベルがギダに誘拐されてしまう。
鷹也はレーサー生命をかけ、大日向と組んでル・マン二十四時間耐久レースに出場することになった。事故による傷も完治しないまま、激しい特訓を続ける大日向。その姿を見た鷹也は、チームリーダーである車の命ずるまま、自分もイザベルと会わずにひたすら走り続ける。レースには、ある男が参加していると知らぬまま…。
イザベルはギダの仕掛けた罠から鷹也を救おうと、コースに飛び出して瀕死の重傷を負ってしまう。鷹也は自分の行動を責め、イザベルに自らの血液を輸血してレースをリタイアしようとする。しかしイザベルの「走って鷹也」といううわ言に背中を押され、レースへと戻る。イザベルのために、鷹也はル・マンの王座を狙う!
半五郎は車好きがきっかけで、ジュリアンという少年と意気投合。しかし、フランスGPでは鷹也が勝つ、いやフランソワ・ヴィダル勝つと、互いに主張して譲らず、とうとうケンカになってしまう。その頃、サーキットでテスト走行をしていた鷹也は、高低差のあるコースにグリップ力を失ってマシンを大破させていた。
鷹也は航空機の翼からヒントを得て、可変式ウイングスポイラーを前後に搭載したトドロキスペシャルT2を開発。新装備は威力を発揮し、鷹也は高低差の激しいディジョンの予選を好成績で通過する。そして迎えた決勝当日、真夏の暑さという敵も加えてフランスGP本戦がスタート。ヴィダルが真の実力を発揮し始める!
イギリスGPを直前に控えて、鷹也は半五郎のイタズラで足にケガを負ってしまった。半五郎への気遣いとレーサーとしての使命感から、誰にも痛みを告げずに予選を戦い抜くが、本選前日にとうとう高熱を出してしまう。見かねたすず子は皆にケガのことを伝えようとするが、鷹也はそれを止め、力を振りしぼってレースに臨む。
高速サーキットの続くヨーロッパラウンド。後輪が横並びであるトドロキスペシャルでは空力が悪いため、コーナーに強いという利点を活かすことが出来ない。そこで鷹也は、高速サーキット用に新たに考案された、トドロキスペシャルT3の開発に着手する。完成したT3は、次戦イタリアGPの会場に運び込まれるが…。