「少女革命ウテナ」は1997年に放送、王子様に憧れる男装の少女・天上ウテナが『薔薇の花嫁』と呼ばれる少女・姫宮アンシーと出会うことから<世界を革命する力>を手に入れるための闘いに巻き込まれていく物語。少女たちが抱える心の闇やコンプレックスを哲学的な言葉と独創的な切り口で描き、同年代の少女たちに大きな衝撃を与えた。ミュージカル第二弾となる「少女革命ウテナ~深く綻ぶ黒薔薇の~」では<思い出を永遠にするため>に、天才・御影草時がウテナの親友である篠原若葉や有栖川樹璃の幼馴染である高槻枝織たちの心の闇を解放し、黒薔薇のデュエリストに仕立ててウテナを追い詰める、原作でも非常に人気の高い<黒薔薇編>を描く。脚本・演出は「少女革命ウテナ~白き薔薇のつぼみ~」に続き、舞台「男水!」やミュージカル「ヘタリア~In the newworld~」などを手掛けた気鋭の演出家・吉谷光太郎が担当。スーパーバイザーには前作に続き「少女革命ウテナ」の生みの親である幾原邦彦監督が参加する。